前回のブログでは、自宅から留学先の大学までの移動について書きました。今回は、日常生活において欠かせない買い物(食品)についてまとめていきたいと思います。
スーパーマーケット
アメリカのスーパーは、日本のスーパーと基本的には大きな違いはありませんが、スペースが非常に広いため、食品に限らず、洗濯用品や食器、また手紙なども販売しています。
また、ストーニーブルックの近くのスーパーでは、車を持っていない一部の学生を除いてほとんどの客が車で買い物に来るので、駐車場のスペースもとても大きいです。
私は日本にいた時は家族と一緒に住んでおり、自炊をする機会はほとんどなかったので、毎週スーパーに行って買い物リストを元に食料品を購入することは初めてです。
基本的に、野菜や果物、乳製品、肉、調味料など食事に必要なもののほぼ全てがスーパーマーケットで手に入ります。
ストーニーブルック大学の近くにあるスーパーマーケットは、stop&shop、whole foods market、Trader Joe’sの3種類ですが、私はstop&shopを常に利用しています。
理由は二つあり、一つは安いということです。
stop&shopは元々の価格が他のスーパーと比べても安い傾向にあり、さらに無料の会員証を作ることで主に野菜を中心に割引を受けられたり、クーポンを使用することができます。
またアプリを使えばお店に行く前に在庫や値段を確認でき、店内にもWi-Fiがあるのでアプリで商品の位置を知ることもできます。
Whole foodsは商品の多くが有機栽培なので、値段が高い傾向にあり(店内はstop&shop同様大きい)、trader joe はあまり広くなく、商品数も少ないので、利用していません。
二つ目は、大学から最も行きやすいということです。
残念ながら、ストーニーブルック大学から歩いてすぐ行けるスーパーは無く、いずれもバスや車で行く必要があります。
前述した三つのスーパーのうち、stop&shopが大学の北側と南側両方にあり、南側には毎週日曜日に大学から無料のシャトルバスが運行されています。
また、北側のstop&shopはバスで10分ほどで着くので、あまり不便だとは感じていません。
一方、残りの二つのスーパーは大学からバスに20分ほどかかるのに加えて、停留所からも歩く必要があるので、車がないとやや面倒くさいです。
立地に関しては、留学先の大学によって変わってきますが、値段の面においてstop&shopは強くおすすめできるので、今後アメリカに留学される方々はぜひ利用してみてください。
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↑私が最もよく利用しているstop&shop Setauket バスで10分ほどのところに位置しています。
アジアンマーケット
大体の必要な食材はstop&shop等のスーパーで手に入るのですが、日本食や中華料理など、アジアの食事を食べたい場合には、スーパーに売っていないので、アジアンマーケットに行く必要があります。
ストーニーブルック大学の周りだと、徒歩でもアクセス可能な小さなStony Asian Martと、車やバスで行ける大きめのOriental Groceryの二つの店があります。
最近だと、豆腐、肉まん、カレーライス、ハヤシライス、麻婆豆腐、サッポロ一番などを購入しました。
安く買い求めることができるので、日本から大量に日本食を持っていかなくても大丈夫だと思います。
カレーやハヤシライスの場合、golden curry さんが販売しているものなので、日本で食べているのと同じ味を楽しむことができます。
アメリカだと、寿司レストランが多くあるのですが、高価な上に味があまり美味しくないことも多いので、アジアンマーケットで購入した食材の方が、おすすめです。
また、食材ではありませんが、シャンプーも日本人の髪質に合うものを使いたかったので、アジアンマーケットで購入しました。アメリカにはアジア人やアジア系アメリカ人が多く暮らしているので、ストーニーブルックのようなあまり大きくない街でもアジアンマーケットがあり、非常に助かります。
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↑大学の近くにあるStony Asian Martにて、シャンプーを購入しました。
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↑ Oriental Groceryの店内。こちらは食料品のみですが、かなり種類は豊富です。
コンビニ
私が日本で通っている早稲田大学には、大学内にセブンイレブンとファミリーマートがあり、最寄りの早稲田駅周辺にもコンビニエンスストアがあります。
一方、ストーニーブルック大学の場合、コンビニは大学の外の徒歩圏内にセブンイレブンが一つあるだけで、あとは大学内に二つ小さなコンビニ(マーケット)があります。
このコンビニでは、お菓子や飲料、牛乳、あとは軽食なども販売しているのですが、同じ商品にも関わらず値段がスーパーと比べた時に圧倒的に高いです。
よってストーニーブルックにきて二ヶ月ほどになりますが、まだ一回もここで食品を購入したことがありません。
アメリカは、スーパーは一つひとつ大きいのですが、日本と比べるとコンビニの数が圧倒的に少なく、自動販売機もありません。
なので、都市部にいても、喉が渇いた時に水を買うのにさえ苦労することもあり、日本のコンビニの便利さに改めて感心させられました。
前述の通り大学内には小さいコンビニしかなく、値段も高いため、買い物をするには常にバスや車を使わなければいけないのが唯一の問題点だと思います。
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↑最寄りのセブンイレブン。外見は日本のセブンイレブンと同じですが、売っているものや内装は大きく異なります。
以上がストーニーブルックでの買い物事情についてでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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