これまで広島について色々まとめてきましたが、今回が一旦広島について最後のブログとなります。今回は実際に、私が2023年1月に広島を訪れた際の一日のプランを紹介したいと思います。この時には広島市内の観光地と宮島を一日で回ったので、プランで悩んでいる方がいればぜひ参考にしてもらいたいなと思います。本日もよろしくお願いします。
その日のスケジュール
10:10 | 広島東急REIホテル 出発 |
10:30-10:50 | 袋町駅から広島駅(広電) |
11:10 | マツダスタジアム |
11:45-13:00 | 広島駅から宮島口駅(広電) |
13:10-13:20 | 宮島航路(松大汽船) |
13:50 | 大鳥居(商店街経由・穴子めし購入) |
14:20-14:35 | 紅葉谷駅から獅子岩駅(ロープウェイ) |
14:40 | 獅子岩展望台・昼食(穴子めし) |
15:15-15:30 | 獅子岩駅から紅葉谷駅(ロープウェイ) |
15:45 | 再び大鳥居 |
15:55-16:20 | 厳島神社本殿 |
16:30-17:00 | 宮島散歩(清盛神社・焼きもみじなど) |
17:15-17:25 | 宮島航路(松大汽船) |
17:40-18:40 | 宮島口駅から八丁堀駅(広電) |
18:45 | みっちゃん(福屋八丁堀店)に向かうも、ラストオーダーに間に合わず断念 |
18:50-19:05 | 八丁堀駅から広島駅(広電) |
19:30 | 麗ちゃん(19:10から20分待ち) |
20:20-20:35 | 広島駅から原爆ドーム前駅(広電) |
20:40 | 原爆ドーム・相生橋 |
21:30 | 広島東急REIホテル 到着(徒歩) |
※広電、宮島航路、そして宮島ロープウェイの時間はあくまでも目安となっています。実際に行く際は正式な時刻の確認をお願いします。また広島市内中心部の広電は交通状況により遅れが発生することがあります。
詳細
ここからは、上で紹介した移動の中で、特に伝えておきたいことをまとめていきたいと思います。また、広電に関しては最後にまとめてお伝えしようと思っています。
広島東急REIホテル
おすすめ度 | |
値段 | |
アクセス |
この旅行は友人と二人で行ったのですが、できるだけ費用を抑えるというのが目的でした。
前のブログでも書いたのですが、まず東京から広島までは15時間かけて在来線で行きました。
その日広島についたのが夜の21時過ぎだったので、もう観光はできず、広島駅近くのなか卯で夕食を食べ、徒歩で広島東急REIホテルに到着しました。
よって、上にまとめたのは、その翌日の私たちの行程になっています。
広島東急REIホテルには二泊したのですが、その当時はなぜか非常に安かったです。
現在調べてみたところ、2月の平日でも最安で一人当たり4,000円するのですが、その当時は二泊二人合計で11,000円でした。
つまり一泊一人あたりは2,750円(セミダブル)だったのですが、普通のビジネスホテルで外装・内装ともに綺麗で、正直なぜこんなに安く取れたのか、今では本当に不思議です。
このホテルは広島駅の近くではなく、平和大通り沿いに位置しているので、広島駅からは基本路面電車に乗る必要があります。
私たちはその当時とにかくお金を抑えたかったので、初日は広島駅からホテルまで歩きましたが、結構距離があるのであまりお勧めしません。
路面電車だと八丁堀駅あるいは袋町駅が最寄りになりますが、いずれもホテルからは多少歩く必要があるのでご注意ください。
しかし、原爆ドームや平和記念資料館は歩いて行ける距離なので、立地が悪いというわけでもありません。
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↑部屋の様子の写真をとっていなかったので、代わりに窓からの景色。広島の街並みと、奥に山々を望むことができました。
マツダスタジアム
前のブログで概要については紹介したので、今回は行き方についてだけまとめます。
この球場は貨物ヤードの跡地に建設されたので、JR・広島電鉄の広島駅からJR線の線路に沿って天神川駅方面に歩くと15分ほどで到着します。
私は1月に訪れたのでプロ野球はオフシーズンで行われておらず、またグッズショップも閉まっていたのえあまりすることがなく、滞在は30分ほどになってしまいました。
ですので、マツダスタジアムへ向かう道も歩いている人はほとんどいなかったのですが、シーズン中は非常に混雑が予想されるので、余裕を持って球場に行かれることをお勧めします。
また、球場近くの東横インは、東横インの文字が赤色になっており、カープ愛を感じることができます。
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↑上述した線路沿いの道には、歴代のカープ選手のパネルが多くありました。写真は江藤智選手、金本知憲選手、新井貴浩選手です。偶然にも全選手、FAで他球団に移籍経験がありますね、、、
宮島口駅・宮島口桟橋
宮島へ行く場合は、基本的に宮島口駅までJRあるいは広電で行き、そこでフェリーに乗り換える必要が有ります。
JRと広電、どちらを利用すれば良いのかという質問が上がると思うので、まとめたいと思います。
JR | 広電 | |
値段(広島・宮島口) | 420円 | 250円 |
時間(同上) | 28分 | 1時間13分 |
利点 | 時間は圧倒的にJRが有利。 | 料金が安く、また原爆ドームや広島城などの観光地からも直接宮島口へ行ける。 |
欠点 | ホテルが広島駅から遠い場合は不便 | 1時間以上は苦痛かも? |
以上の通りになります。
宿泊先のホテルの場所によって、JRと広電のどちらを利用するのかを決めると良いと思います。
例えば、原爆ドームの近くに宿泊する場合は、わざわざ広島駅に行くくらいなら広電で直接行ったほうが良いと思います。
また広電は西広島駅までは道路上に敷かれた線路を走るので、スピードが遅く遅延もよく発生するのですが、西広島駅を過ぎると専用軌道を使用するので一気にスピードが上がり、道路の影響を受けなくなります。
終点の宮島口駅ですが、広電のほうがJRより海側に位置しているので、桟橋は目の前です。
JRの場合は多少歩く必要が有りますが、3分ほどです。
宮島口・宮島館のフェリーも松大汽船とJR西日本宮島フェリーの2種類あるのですが、どちらも運賃・所要時間ともに同じなので、正直なところどちらがおすすめというのはありません。
しかし青春18きっぷを利用している場合はJR西日本宮島フェリーを利用することができ、広電の一日乗車乗船券の場合松大汽船を利用することができる(後述)ので、これらのチケットを利用している場合はフェリーの運行会社の確認をお願いします。
宮島口桟橋では、向かって左側が松大汽船、右側がJRフェリーになっています。
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↑こちらは松大汽船です。
ロープウェイ
弥山方面へ行く際に利用する宮島ロープウェイの山麓・紅葉谷駅は、大鳥居や商店街などからはやや離れたところに位置しています。
私は往復共に歩きましたが、途中紅葉谷公園を通る必要があり、坂道になっています。
高齢者などあまり歩きたくない場合には、紅葉谷公園から無料の送迎バスが出ているのでぜひご利用ください。
本数が限られているので、詳しくは公式ホームページのご確認をよろしくお願いします。
また途中の榧谷駅で乗り換える必要があるのですが、これは交走式ロープウェイなので、本数が少なくなっています。
また獅子岩展望台にはレストランがありますが、商店街のような店は一切ないので、私たちは商店街で事前に穴子弁当を買って、展望台のベンチで昼食として食べました。
最高の景色で美味しい穴子弁当は格別でした。
大鳥居
大鳥居は干潮の時間帯の場合歩いて通れるというのは多くの人が知っていると思います。
しかし、干潮の時間は季節によって異なるので、公式ホームページで確認をして訪れることをお勧めします。
ちなみに私が訪れた2023年の一月の上旬は、残念ながら大鳥居を歩いて渡れる水位には干潮時でもなりませんでした。
場合によってはこのようなこともあるので、どうしても渡りたい場合は必ず事前に干潮時刻とその水位をこちらで確認してください。
また大鳥居周辺の商店街は16時・17時にはほとんどの店が営業終了するのでご注意ください。
しかし夜の大鳥居も非常に綺麗なことで有名で、観光客の数も一気に減るのでおすすめです。
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↑私が行った際は、干潮時でもこのように水位が高く、歩いて鳥居を潜ることはできませんでした。
みっちゃん
広島の有名な食べ物といえばお好み焼きなので、絶対食べようと思っていました。
広島にはたくさんの広島風お好み焼きのお店があるのですが、その中でもみっちゃんに行こうと考えていました。
みっちゃん総本店というのが正式名称で、本店は八丁堀本店で、東京にも2店舗出店している有名店です。
私は福屋百貨店の地下にある福屋八丁堀店に行こうとしたのですが、宮島から路面電車で向かって着いたのが18:45過ぎ、ラストオーダーが18:45と数分の差で入店することができませんでした。
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私は日本にいた頃は飲食店でバイトをしていたのでわかるのですが、たとえ数分であってもラストオーダー後の入店は非常に迷惑なので、絶対にやめましょう。
営業時間や定休日は各店舗によって異なるので、ホームページでご確認をお願いします。(ホームページはこちら)
その後、前のブログにも書いた通り広島駅ビルの麗ちゃんというお好み焼き屋さんに行き、非常に美味しかったです。
広島風お好み焼きに関しては、正直どこのお店でも美味しいと思うので、広島駅でも、広島の繁華街でも、宮島でもお腹が空いたタイミングで食べるのが良いと思います。
ただし、個人で経営しているお店は座席が少ないことが多いので、開店と同時に入らないと1時間以上待たなければいけないこともあるので注意が必要です。
お得な乗車券について
最後に、広電を使う場合にはお得なきっぷがあるので、それらを紹介して終わりにしたいと思います。
電車一日乗車券
これはシンプルに、広島電鉄の路面電車に一日乗り放題というきっぷです。
発売額は700円になっています。
これは宮島には行かないが、広島市内で広電を使って移動しつつ観光をしたい際には非常に便利です。
というのも、広電は宮島方面を除くと運賃が均一なため、一日乗車券がないと数駅だけ乗車するのが割高になってしまうからです。
できるだけ歩きたくなく、さらに複数の観光地に行きたい場合、また広島港へ行きたい場合などはぜひこの一日乗車券の利用を勧めます。
宮島へ行く場合は、下の一日乗車乗船券がよりお得なので、この電車一日乗車券は購入しないでください。
一日乗車乗船券
広島市内から宮島へ広電を使って行く際には、この一日乗車乗船券は絶対に購入することをおすすめします。
このきっぷは発売額が1000円なのですが、その中に宮島に行く際に必ず払わなければならない宮島訪問税(100円)が含まれているので、900円で広電の路面電車と松大汽船に乗り放題ということになります。
松大汽船は往復で400円なので、500円以上路面電車に支払う場合はこのきっぷがお得になります。
広島駅から宮島口駅までの往復が500円なのでそれで元を取ることができ、さらに路面電車を乗れば乗るほど割引額が大きくなっていきます。
さらに弥山にロープウェイで行く場合は、通常の往復運賃が2000円のところ、このきっぷの提示で500円引きの1500円になるので、宮島と弥山に行くだけで通常より安くなるのです。
ですので、広島から宮島を往復する場合は、このきっぷを購入して、JRではなく広電の路面電車を利用することをおすすめします。
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時間こそかかりますが、路面電車は風情を感じることができます。
私が二年前に行った際ももちろんこのきっぷを買い、1000円以上お金を節約することができました。
とにかくお金を節約したい場合は、このきっぷを利用する日に宮島だけでなく原爆ドームや広島城を訪れ、さらに広島駅の方まで行くと一日で広島観光をほぼ済ませることができ、さらに短区間の路面電車に200円を払う必要もなくなります。
今日のこのブログで一番お伝えしたかったのが、実はこの一日乗車乗船券です。
一人でも多くの人がこのブログを見たことで、このきっぷの存在を知っていただけると幸いです。電車一日乗車券と一日乗車乗船券の詳細については、こちらをご覧ください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また、本年もよろしくお願いします。
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