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旅行について

ここまで留学やアメリカに関することについて主に書いてきましたが、最初のブログに記した通り、当ブログでは留学の他にも、私が大好きな旅行についても書いていきたいと思っています。私の大学では11月最終週の感謝祭の後はあまり授業が多くなく、これからは1月末の春学期開始まで時間に余裕ができると思うので、旅行についても多く書いていきたいと思っています。

家族の影響

大学生になって旅行をする人は多いと思います。

しかし同時に、旅行に全く興味がない大学生も一定数いますよね。

私はそんな大学生の中でも、かなり旅行が好きな方だと思いますし、友人からもそのように言われています。

ではなぜ私が旅行を好きになったのかというと、それは家族の影響が非常に強いです。

私の家族は、私が生まれた時に、なぜかは知りませんが、私と日本にある全47都道府県を訪問するという目標を立てたのです。

正直、小学校入学前に訪問した一部の県の記憶はありませんが、中学三年生の春に徳島県と香川県を訪問したことで、私たちはその目標を達成しました。

それぞれの都道府県で観光をすることを訪問とみなしていたのですが、千葉県、埼玉県、栃木県、石川県、徳島県を除く都道府県では少なくても一泊以上しています。

中学生の頃は反抗期もあり、一時期親と旅行に行くことに抵抗感を覚えていた時期もありましたが、全ての都道府県に連れて行ってくれた親には感謝しています。

もう一つのきっかけ

私は内部進学で大学に進んだので、高校三年生の2学期の終了とともに、大学入学まで三ヶ月の長い冬・春休みが始まったのですが、この時に大学の学部からの課題として、一冊の洋書を読むことが与えられました。

私はこの時に1945年8月6日に広島に落とされた原子爆弾と、その時に広島にいた人々の体験談に関する本『Hiroshima』を読み、原爆の悲惨さを初めて英語の資料から学んだのですが、この本は実際に原爆が落ちた際に誰が何をしていたのか、その後どのような人生を送ったのかについて書かれてあったので、文中にはたくさんの広島の地名が書かれてあったのです。

私は大学が始まるまで3ヶ月という膨大な時間があったので、何回か旅行に行きたいなとは考えていたのですが、この本を読んだことで広島へいきたいという気持ちが強くなり、また広島に前回行ったのが幼稚園生の頃でほとんど記憶がなかったのも相まって、高校の友人と青春18きっぷという在来線しか使用できないきっぷで東京から15時間かけて広島まで行きました

この旅行では往復青春18きっぷを利用したので、広島以外にも岡山、兵庫、大阪、京都で観光をし、このように一度の旅行でたくさんの府県に行けたことがすごく楽しく、大学を卒業するまでに、自分の力で再び全47都道府県を訪れることを決意しました。

再び47都道府県へ

ですので、私が意味する「旅行」はあくまで国内旅行のことです。

もちろん、今アメリカに交換留学している通り海外にも非常に興味がありますし、訪れてみたい国はたくさんあります。

しかし世界には190を超える国があり、金銭や安全、衛生面など様々な観点から、すべてを訪れることはほぼ不可能と言っても過言ではありません。

ですので大学四年間(留学の影響で私の場合は日本にいるのは三年ほど)という限られた時間でも、努力をすれば十分に達成可能な点で47都道府県を訪れるという目標を設定して良かったなと感じています。

現在はアメリカに留学中なので、日本に帰国する来年の6月までは日本国内の旅行をすることがないので、留学前の大学二年生の夏までの約一年半でどれくらいの都道府県を訪れているのかについて次のチャプターでまとめていきたいと思います。

↑大学に入学する前の冬に、在来線で東京から15時間かけて行った広島。間違いなく人生の中で一番鉄道に乗った日です。

ではここで、私が留学に行く前にどのくらいの都道府県を訪れたのかについてお伝えしたいと思います。

経県値

私のように訪れた県を記録するのに最適なアプリ・サイトがあります。

それが、経県値という、各都道府県の滞在を得点化するものになっています。

サイト版を使用すると、各都道府県の中の各市町村まで細かく記録することができるのですが、私はiPhoneのアプリを利用しています。

上の写真が、現在の私の経県値となっております。

点数は上に書いてある通りで、私は東京都に住んでいるので東京都が居住で5点、旅行等で一泊でも宿泊をすれば宿泊で4点、宿泊をせずに観光等のみをした場合は訪問で3点となっています。

3点と2点の違いが若干難しく、というのも2点は接地で、乗り換えや休憩などでその県には足を踏み入れたものの、観光はしていないということになります。

私の場合、2点は福島県、石川県、香川県、佐賀県、熊本県となるわけですが、各県それぞれどのように接地したのかが当然異なっています。

この5県に関しては、大学入学後、「接地」以外で訪問していないので、今回ここで、どのような「接地」をしたのかについてまとめていきたいと思います。

また1点は通過なのですが、これは新幹線や電車、バスなどで通過をしただけというものです。

たとえば鳥取は、島根の松江から大阪にバスで向かった際に、米子あたりを通ったので、通貨になっています。

福島県・石川県・香川県・佐賀県・熊本県

福島県

まず福島県ですが、最後に宿泊をしたのは中学一年の時にブリティッシュ・ヒルズというイギリス風のホテルで夏休みの間数日間英語の勉強をするために宿泊した時になります。

前のブログに書いたのですが、私が英語の勉強を始めたのは中学一年生の時なので、英語を習って半年のタイミングでいきなりアウトプットをする機会として、英語研修という形で2泊3日、福島県の山奥にあるこの施設で学習をしました。

食事やホテルの室内、さらには庭園など施設のあらゆるところがイギリス様式で、ホームページでは「パスポートのいらない英国」として謳われています。

当時はまだ英語がそこまで好きになれておらず、この英語研修でどのようなことをしたのかについてはほとんど覚えていないのですが、宿泊した部屋がイギリス仕様の影響でとにかく暗かったこと、コーヒーを飲み過ぎたら夜に全く眠れなくなったこと、滞在中に当時現役だった読売ジャイアンツの阿部選手が通算2000安打を達成したことくらいしか記憶にありません。

ちなみに、このブリティッシュヒルズのアクセスは、JR東北新幹線・東北本線の新白河駅から送迎バスが出ており、かなり険しい山道を登って着いたのを覚えています。

また私が訪問した時は、本場イギリス同様に非常に天気が悪く、近くに湖もあるのですが、行くことができず残念でした。

しかし、これはあくまでも私がまだ英語に興味を持つ前の感想ですので、今なら当時よりのずっと楽しめると思います

大学生になってからは、今年の4月に青春18きっぷで東北本線を使用して東京から仙台へ行った際に、新白河、郡山、福島の各駅で乗り換えをした際に「接地」をしたものの、改札すら出ていないので観光は当然していません。

しかし福島県では特に猪苗代湖、会津若松、磐梯熱海といった郡山の西側の会津地区に関心があり、尚且つ東京からも比較的距離が近いので、留学後に訪問したいと考えております。

石川県

石川県に関しては、大学生、特に女性の方にとっては人気の目的地だと思います。

金沢駅の駅舎、兼六園、茶屋街、金沢21世紀美術館など、インスタ映えスポットも非常に多いですし、全国展開しているカレーチェーン・ゴーゴーカレーも発祥は金沢です。

他にも(今年の元日に被災してしまいましたが)能登半島であったり、メジャーリーグで活躍した松井選手のミュージアムなど金沢以外にも観光地が多いのですが、私は人生で石川県に宿泊したことがありません。

家族で金沢を訪れたのは小学校六年生の卒業前だったのですが、この時はそれまで訪れたことのなかった富山・石川・福井の3県を一度に訪問したため、富山と福井では宿泊したのですが、石川は乗り換えと兼六園しか訪れておらず、滞在時間は47都道府県で最も短いかもしれません。

また上の経県値を見てもらえばわかるのですが、大学生になってからは今年の春に北陸地方を訪れました。

北陸新幹線の福井・敦賀延伸の数日前でしたのでフリーきっぷが発売されており、使用したのですが、私はこの旅行の前日まで松山に行っており、北陸へ一緒に行った友人は私が松山から東京へ帰る日に東京から金沢に向かい、金沢で観光をしたので、私は一日遅れて北陸に入ることとなり、結局友人たちとは富山で合流をしたので、またしても金沢での観光・宿泊の機会を逃す形となりました。

前回同様に、富山から福井へ行く際に金沢まで新幹線、そこからは特急サンダーバードを利用したので、金沢はまたしても乗り換えのみとなってしまいました。

大学卒業前にもう一度北陸地方は訪れたいと思っているので、その時はぜひ石川県でゆっくりしたいと考えております。

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↑初めて訪れた時に、金沢駅の写真は撮っていたようです。

香川県

日本一小さい都道府県、そしてうどんで有名な香川県は中学三年の時に訪問し、また香川県の訪問によって全47都道府県に滞在したことになりました。

その時は神戸から明石海峡大橋・大鳴門橋、そして徳島県を経由して香川県を訪問し、アーケードの長さが日本一で有名な高松中央商店街のうどん屋さんでうどんを食べ、また栗林公園を訪問しました。

また高松以外にも、屋島の戦いで有名な屋島の展望台に行き、高松市街や小豆島が綺麗に見えたのが思い出に残っています。

しかしこの時はあまり時間がなく、高松のホテルで一泊宿泊した後にすぐに神戸へ引き返してしまったので、丸亀城や琴平神社、父母ヶ浜など他の有名な観光地は訪れることができませんでした。

接地となっているのは、上で述べた青春18きっぷで東京・広島を往復した帰りに、岡山で一泊宿泊をしたのですが、うどんを食べるという目的のためだけに岡山から快速マリンライナーを使用して高松に行ったからです。

しかし時間に余裕がなく、高松駅前のうどん屋に行ったので、滞在時間は一時間もなく、他に観光をしていないので、接地にしています。

↑晴れていれば右側に見えるサンポートホール高松に行こうと考えていましたが、雨でしたので断念してしまいました。

佐賀県

佐賀県は、小学校四年生の時に訪れたのですが、長崎のハウステンボスに行った後、福岡へ行く途中に寄った形となります。

具体的には、有田焼で有名な有田で実際に陶芸体験をし、その後武雄温泉の旅館「竹林亭」に宿泊しました。

当時はまだ小学生だったので、旅館の高級さについてはあまりわかっていなかったのですが、この竹林亭さんは部屋に大きな露天風呂があったのを覚えており、小学生ながらに感動したのを覚えています。

佐賀県は有田の他にも伊万里、唐津で陶芸が盛んで、嬉野温泉という有名な温泉があり、そして私が通っている早稲田大学の創立者・大隈重信の出身地でもあるので、重信にゆかりのある佐嘉神社などを訪れてみたいと思っています。

大学生になってからは、今年の夏に大分の日田に家族旅行で行ったのですが、その際に福岡から私の運転で行ったので、途中の基山パーキングエリアで休憩をした際に足を踏み入れただけです。

運転中眠くなってしまったので、ここのコンビニでコーヒーを買ったのが記憶に残っています。

熊本県

最後はくまモンで有名な熊本県です。

熊本県はコロナウイルスのパンデミックにより緊急事態宣言が出される直前に、阿蘇を訪れました。

印象に残っているのは、ちょうど訪れた時期に阿蘇山で野焼きが行われており、山全体が真っ黒だったことです。

白河水源にて水を汲んだり、松嶋菜々子さんがかつて生茶のCMをしたことで有名な鍋ヶ滝は滝の裏側へ行くことができ、非常に面白かったです(現在は事前予約制になっているとのことなので、ご注意ください)。

大学生になってからは、福岡から鹿児島に高速バス・桜島号で向かった際に、トイレ休憩で北熊本サービスエリアを使用した時のみなので、今度は熊本の市街地であったり、天草にも興味があるので、フェリーを利用しつつ訪れてみたいと思っています。

ちなみに、2016年の地震で大きな被害を受け、現在も修復作業中の熊本城ですが、家族によると幼稚園生の頃に行ったとのことなのですが、全く記憶がないので、ぜひ訪れたいと思っています。

また熊本といえば、私がアメリカに出発する際に友人がくれたフジバンビさんの黒糖ドーナツ棒が非常に美味しかったので、興味があればぜひ食べてみてください。

↑先ほど紹介した鍋ヶ滝。上が表側から、下が裏側から。マムシには注意してください。

問題点

47都道府県を訪れるといいながらも、一度訪れるとまた再び行きたくなる土地があるのも事実です。

この経県値のアプリでは、一度宿泊したら4点で、そのあとは何泊した場合でも点数が上がることは一切ありません。

たとえば自分の場合、高校三年の春休みに鹿児島県に旅行をしたのですが、その際に鹿児島が大好きになり、その後留学するまでに鹿児島に4回も行っています。

また私はプロ野球の試合を見るために遠征をすることも多く、よって大阪や福岡、仙台なども大学生になって複数回訪れています。

ですので、それらの府県にいずれも一回しか行っていなかったら、留学するまでにすべての都道府県に行くことができたかもしれませんが、これに関しては一切後悔していませんし、留学から帰った後もまた「リピート」したいと思っています。

経県値の地図の通り、大学生になってから通過すらしていないのは、山形、三重、和歌山、徳島、高知、長崎、沖縄の各県なので、計画を練って訪れようと思っています。

旅行をすることが好きな人の中でも、旅行で重視したいものは各々異なってくると思います。

例えば旅行先で高級旅館に泊まってゆっくり過ごしたいという人もいれば、できるだけ移動をすることを優先して、宿泊先は安めのホテルを選ぶ人もいます。

私は大学生ですので、ホテルは安めのところに泊まるようにし、またカプセルホテルも利用したりしていますが、それよりも重視していることがあります。

それは、移動はできるだけ公共交通機関を使うということです。

私は全国様々なところに行くので、中にはあまり鉄道の本数が多くなかったり、目的地が駅から遠い場合もあります。

そのような場合、レンタカーで訪れるのが一番快適ではあると思うのですが、それだとスケジュールをしっかり立てなくても楽しめてしまいます。

旅行好きとして、しっかり鉄道とバスの路線図、時刻表を把握し、それに合わせたスケジュールを作ることで、たいていの観光地には訪れることができます。

そうすることで、レンタカーで訪れるよりも確実に達成感を得られますし、初めて使うJR線と路線バスを乗り継いで目的地に向かうということ自体が、非常に楽しいです。

鹿児島の例を挙げると、JR最南端の西大山駅は、列車の本数が1日7・8本のため、駅なのにも関わらず車で訪れる人が多いのですが、私は2回ともJR指宿枕崎線を利用して訪れていますし、霧島神宮も駅からバスに乗らないといけないのですが、時間を調べて特急きりしま号と鹿児島交通の路線バスを乗り継いで訪れました。

調べることが嫌ではない方は、ぜひ旅行先でも公共交通機関を利用し、財政難の地方路線を少しでも助けてほしいなと思っています。

↑霧島神宮の最寄り駅、霧島神宮駅です。駅舎も霧島神宮のような赤色で、ここからバスで15分で霧島神宮へアクセスすることができます。

本日は、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2024年8月から2025年5月までアメリカ・ニューヨーク州の大学に交換留学中の大学生。時間があるため、ネット弱者ながらブログ執筆に挑戦中。趣味は日本国内旅行とプロ野球観戦。

A university student who is now studying in a university in NY state, the U.S. Even though my computer skills are weak, I am writing a blog because I have a lot of time now. My hobby is taking a trip in Japan and watching a baseball game.

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