PR

東京から広島への行き方

前回のブログで、私がなぜ旅行を好きになったのか、そしてどれぐらいの都道府県を訪れているのかについてまとめました。今回からは、具体的に、皆様が旅行をするときに参考になるような情報を、私の経験を踏まえて伝えて行きたいと思っています。まず初めは、前回のブログでも触れさせていただいた広島に、他の都市からどのように行けば良いのかについてまとめて行きたいと思います。

旅行などで広島に行くと決めたのはいいものの、どのように行けばいいのか悩む人は多いと思います。

特に乗り物があまり好きではない方、あまり旅行をしない方、初めて広島に行かれる方は、この傾向が強いと思うので、ぜひそのような方々の役に立てるようになりたいと考えています。

しかし、全国あらゆる都市から広島への移動についてのブログを書くと、永遠に終わらなくなってしまうので、これからこのようなブログを書く際は基本的に東京・大阪・名古屋からの行き方についてまとめて行きたいと思っています。

その他の都市からの移動に関しては(例えば今回の場合、新潟から広島へ行く方法など)、例外を除き割愛させていただきますので、ご理解いただけると幸いです。

また、要望等により、今後変更になる可能性もありますので、よろしくお願いします。

広島は遠い?

日本の首都、東京から広島への旅行等を考えている方々は多いと思います。

また外国人観光客も羽田空港や成田空港を利用して来日する方が多いので、ぜひ参考にしてもらいたいと考えています(英語版はまた後日更新です)。

私も普段日本にいる際は東京に住んでいるので、東京から広島に行ったことがあるのですが、広島に関しては、遠いというイメージが非常にあります。

理由はこの後説明するのですが、この遠さは東京からの距離的には広島よりも離れている福岡の方が、近いと感じてしまうほどです。

では、一つずつ見ていければと思っています。

新幹線

新幹線おすすめ度:4.5

まず皆様が一番に想像するのは、新幹線だと思います。

東京から広島に行く場合、東海道・山陽新幹線ののぞみ(最速の種別、他にはひかり・こだま等がある)を利用することで、東京駅から広島駅までは乗り換えなし約3時間50分で到着します。

また運賃は、大人の普通車自由席で18,380円、普通車指定席で19,760円、グリーン車で27,020円となっています。

またインターネット予約サービスのスマートEXに無料登録すると、EX早特21ワイドで普通車指定席に15000円で乗車することができ、これが新幹線の場合最安になっております(パックツアーを除く)。

21日前は厳しい、という方にはEX早得7がオススメです。

これだと、乗車の7日前までに申し込むことが可能で、平日だと16,190円、休日だと15,790円で新幹線に乗車することができるので、こちらもなかなかお得になっています。

Hirasawa
Hirasawa

クレジットカードさえあれば誰でもスマートEXを登録できるので、お勧めです!

また、のぞみの場合、来年の三月より自由席が従来の3両から2両に削減されることがすでに発表されており(全16両、そのうちグリーン車は3両)、始発ではない品川駅では座れない恐れがあります。

また東京から広島の場合、片道の距離が601kmを超えているため、往復割引が適応され(※JRによると、これは2026年3月に廃止されるとのことです)、新幹線で往復する場合に限り、乗車券が一割引となります。

また本数に関しても、大阪までに比べると多少減るものの、のぞみの全列車が広島駅に停車することもあり、1時間に3-5本ほど確保されています。

以上の情報は全て、東京駅から広島駅までの情報なので、広島市に行くことを考えると、新幹線は非常に便利です。

というのも、新幹線は在来線や路面電車とも接続している広島駅に発着し、また広島駅は街の中心部にあるので、すぐにアクセスすることができます。

一つデメリットとして挙げられるのは、新幹線の所要時間が4時間近くということです。

一般的に、4時間を超えると航空機が選ばれることが多いので、あまり長時間座席に座るのが好きではない方からすると、遠いと感じてしまう恐れがあります。

しかし、乗り換えなしで行けるのは非常に魅力的なので、広島市へ行く際には基本的には新幹線をお勧めします。

乗っている時間こそ長いものの、下で紹介しますが航空機における空港までの移動時間が広島の場合は特に長いので、合計の所要時間では新幹線の方が短くなっています。

しかし中には、広島市ではなく、県の東部の福山や尾道を訪れたいという観光客も多いでしょう。

この場合、料金は広島駅へ行く場合と比べて若干安くなります(東京・福山の自由席は16,930円)が、注意しなければいけないことがあります。

まず福山の場合はのぞみ号は一部の列車しか停車しないため、直行便は1時間に約1本となっています。

そして尾道の場合は、のぞみは一切停車しないどころか、各駅停車のこだま号が1時間に一本停車するのみなので、東京からの場合は乗り換えが必須で4時間以上かかることもあるのに加えて、新幹線の駅は尾道の観光地からは離れている新尾道駅なので、中心駅の尾道駅まではそこからさらにバスで15分ほどかかってしまいます。

Hirasawa
Hirasawa

尾道は、広島市よりも東京に近いですが、アクセスは不便です。

↑尾道は広島の中での有数の観光地ですが、尾道駅は新幹線が通っていないこともあり、こじんまりとした印象です。

航空機

航空機おすすめ度:4.0

次に皆様が想像するのは航空機だと思います。

東京からだと、羽田空港・成田空港の両方から広島空港に航空機が飛んでいます。

飛行機の料金に関しては、新幹線と違い購入日時・セールの有無等の要因により大幅に変動するので、お伝えするのが難しいのですが、端的にいうと、セールで購入・あるいは早めに購入する場合は新幹線より安くチケットが取れますが、それ以外の場合は高くなります。

また成田空港発着の便は一日2本で、いずれもSpring Japanという航空会社によって運行されているので、安い傾向にありますが、セールの影響で羽田空港発着のANAJALが安い場合もあります(※2024年12月14日より、Spring Japanの東京成田・広島便は運休となっています)。

羽田からは、ANAが1日8本、JALが1日7本の運行となっているので、本数は新幹線よりかなり少なくなっています。

新幹線が4時間近くかかる中で、100万都市である広島への飛行機の本数が少ないのでは?と思う人もいると思います。

広島に飛行機で行く客が距離の割にあまり多くない理由は、ズバリ、広島空港の立地が悪すぎる影響で、新幹線を使う客が多くなっているからなのです。

この立地問題が、広島へ航空機で行く際の最大のデメリットです。

羽田空港も東京駅からは30分以上かかりますが、距離はそこまで離れていませんよね。

しかし広島空港はそもそも広島市内にはなく、二つ隣の三原市に位置しているのに加えて、山の中に作られた空港なので、鉄道の接続がありません。

よって、広島市内へ行くためには、広島空港から広島駅までを結んでいるリムジンバスに乗車する必要があり、これが空港から駅だと40分、駅から空港だと50分ほどかかります。

これ、かなり遠いと思いませんか?

この影響で、飛行機に乗っている時間が1時間20分から30分なのですが、移動や空港での手続きを考えると、4時間ほどかかってしまい、時間面では新幹線に劣ることが多いです。

さらに、値段は1450円と、結構いいお値段がかかります。

羽田や成田まで向かう交通費と合わせると、空港から駅までの交通費で2000円や3000円が別途かかってしまうという方が多いでしょうし、だったら4時間座る方がマシ、と考える人も多いでしょう。

さらに、三原市にあるのなら、県の東部にある尾道は飛行機の方がアクセスしやすそうにも見えますが、実際そんなこともありません。

まず三原駅にバスが出ているのですが、38分・840円かかります。

尾道へ行きたい場合には、直行のバスが出ていないので、三原までのバスに乗ってそこからJRに乗り換えるか、予約制の乗合タクシーを利用することもできますが、これはなんと4000円もかかるので、正直あまりお勧めできません。

福山の場合は空港から65分・1400円で、東に戻る形なので、新幹線の方が時間的に有利になります。

話を広島市方面に戻すと、私のような大学生で、セールを使って一万円以内でANAやJALの航空券を購入したり、成田まで行きSpring Japanを利用して広島旅行をするという人もいるでしょう。

学生の場合、お金はできるだけ抑えたいのが本音ですよね。

ここで、広島空港から広島駅まで、ちょっとした裏技を使い、少し安く行く方法をお伝えしたいと思います。

Hirasawa
Hirasawa

私は広島空港から羽田空港までのANA最終便を利用した際にこのルートを使ったのですが、最終便にもこの芸陽バスは対応してくださっています。

以上が航空機での移動についてでしたが、乗り換えが面倒だと感じる人や、空港からバスに40分も乗りたくないという人には新幹線が向いていると思います。

広島空港から県内各都市へのアクセスについての詳細情報は、こちら

↑画質が悪いですが、JR白市駅前にて、広島空港へ行くバスに乗る前の写真です。駅舎の目の前にバスが止まるので、非常にわかりやすいです。

夜行バス

夜行バスおすすめ度:2.5

新幹線と航空機では、時間・便利さともに新幹線が優っていますが、新幹線は最低でも15000円するため、学生にはなかなかの大金だと思います。

飛行機もセールを逃してしまうと価格が非常に高くなってしまうので、とにかく安く広島へ行きたいという場合、夜行バスを使うという手段があります。

ネット割や早割を使うことで、最低5000円ほどで広島へ行くことが可能ですが、所要時間は11-12時間ほどかかります。

この安さと長時間をどう考えるのかは個人次第ですが、私は絶対に選びません。

なぜなら、夜行バスの場合、東京夜発の広島朝着になるので、移動中に寝れないと、疲労が溜まった状態で広島を観光しなければならないからです。

私はベッドではないと寝れない体質なので、大学生になって何回も旅行をしていますが、いまだに夜行バスを使用したことは一度もありませんし、今後も使用する予定はありません。

しかし、バスの座席でもある程度寝れる方の場合は、大幅にお金を節約することができるので、そのような方には夜行バスは向いていると思います。

夜行バスの利用は、学生の中でも意見が分かれますので、自分の身体と相談してから利用することをお勧めします

在来線

在来線おすすめ度:1.5

最後は、東京から東海道線・山陽線を乗り継いで広島へ行くという手段です。

私は前回のブログで触れた通り、夜行バスの経験はありませんが、東京から広島まで在来線で移動した経験はあります。

その経験から踏まえますと、覚悟がない限りは(特に冬は)やめた方がいいです

まず、夜行バスの場合は直行便ですので、言ってしまえば東京でバスに乗りさえすれば広島へ行くことができます。

しかし在来線の場合は、15時間ほどかかるのに加えて、9回ほど乗り換えをする必要があります。

また、もし途中で遅延が発生した場合は、その日中に到着できないという可能性すらあります

普通の切符を購入した場合は片道11880円もするので流石にこれを支払う人はほぼいませんが、春夏冬の青春18きっぷシーズンでは1日2410円でどこまでも移動ができたので、バスよりも安く、最も安く東京から広島まで行くことが可能でした。

しかしこの青春18きっぷですが、今年の冬にルール改正が行われ、5日間連続での使用で12040円というシステムに変わったので、青春18きっぷで最大限に節約をして広島へ行く際は、4泊5日で東京と広島を往復する必要があるので、よほどの覚悟がない限りやめておいた方が良いと思います。

Hirasawa
Hirasawa

東京からの場合、岡山まで(12時間)は楽しかったのですが、岡山から広島の最後の3時間がとても長かったです

以上が東京から広島へ行く際の交通手段とその比較でした。

基本的に一番快適なのは新幹線ですが、航空機は値段が変動するので新幹線よりも安く移動できる場合があります。

しかし、新幹線が広島市の中心部の広島駅に停車する一方、広島空港は三原市にあるのでバス等での移動が必須となり、不便です。

高速バスは費用を抑えられる一方で、熟睡するのが難しいので、私からはあまりお勧めしません。

在来線は高速バスよりも時間がかかり、尚且つ乗り換えも多いので、記憶に残るような移動をしてみたい、かつ体力がある方なら挑戦してみるのも面白いと思います。

今回は以上になります。次回は他の大都市から広島へ行く方法についてまとめていきたいと思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

hirasawa-blog

2024年8月から2025年5月までアメリカ・ニューヨーク州の大学に交換留学中の大学生。時間があるため、ネット弱者ながらブログ執筆に挑戦中。趣味は日本国内旅行とプロ野球観戦。

A university student who is now studying in a university in NY state, the U.S. Even though my computer skills are weak, I am writing a blog because I have a lot of time now. My hobby is taking a trip in Japan and watching a baseball game.

hirasawa-blogFollow
旅行 trip
hirasawa-blogFollow

Comments

Copied title and URL